メンテナンスあるある15 ウェイトローラー

こんにちは！ＳＯＸ中野店

めかＯ1です！

今日のあるあるはこちら

ウェイトローラーです。

写真はＨＯＮＤＡの２５０スクーターのものです。

上が新品

下が使用済

違うもののように見えますが

同じものです。


目の錯覚か写真の撮り方か
（◎o◎）！

使用済の方が大きく見えます。

が

実際は使用済みの

方がちっちゃいです。

プーリーと呼ばれる

滑車の中に入っていて

変速のために働いています。

メーカーごとに呼び名が

違ったりして

なんちゃらフェイス

やら

ムーバブルなんちゃら

やら

プライマリスライディングなんちゃら

とあって

できれば統一してほしい

とこですが。

呼び名ひとつにしても

そこにメーカーのプライドが

あるのでしょう。

今回は　あまりあるある的では無いのですが

ドライブベルトの続きということでの

ウェイトローラーです。

プーリーの中にこんな感じで閉じ込められてます。

プーリーの中を

外側に行ったり内側に行ったり

転がるような動きをしてます。

この上にフタのような

プレート付いていて

押さえつけられるような状態で

動いています。

走行中は

常に動いているので

いつもこすられている所が

減ってきます。

綺麗に擦り減ると

丸いままちっちゃくなって行きますが

かたよって減ると

おむすび型になってきます。

今回はあまりひどい状態ではなかったので

丸いままですね。

綺麗にそうじして新品のローラーに

交換しました。

プレートに付いている

３個のＶ字のスライドピースも交換

これも減ってガタが出ます。

ちなみに掃除前

擦り減ったカスがこんなに

こちらの車両は走行１００００ｋｍ

だけど　ドライブベルトは

２５０００ｋｍ交換指定なので

ベルト交換のときに出るカスは

単純計算

２．５倍のカスが出ることに!!

まあ　単純計算はできないんですけど

これよりは汚れてます。

ウェイトローラーが

ひどく減ると変速しきれなくなります。

ギア付マニュアル車で言うと

トップギアが無い状態。

うなるほどエンジンを回しても

最高速が以前ほど出なくなります。

ベルトが減っても最高速が

遅くなります。

スムーズな加速もなくなります。

もっとひどくなると

ローラー外周のプラスチック

が砕けて

中の金属が飛び出し

プーリーのレール部分を削りとり

変速不能！

エンジンを回しきっても

スピードが出なくなります。

何度も見たことがあります。


最近のモデルでは

プラスチックの

耐久性が

上がったのか

こういったトラブルは

少なくはなりましたが・・。

修理に通常よりお金がかかります。

な　　の　　で

ベルト交換のときに一緒に

点検したほうがよいのです。

別々にやると

やっぱりお金がもったいない

ですからね。

ハイスピードプーリーなる

カスタムパーツを

組んでそのまま乗りっぱなしだと

こうなりやすいです。

スピードが出るように

なった分

ノーマルよりまめにチェック！

です。

ノーマルでも

けっこう距離を乗っているなら

やっぱりチェック！

です。


ベルトを交換していない走行距離の

多い方

気になったら点検を。

プーリー（フィクストドライブフェイス）

もベルトに削られて減ります。

走り方にもよるけど

ベルト交換２回につき

プーリーも１回交換ですね。

それではまた！

＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾

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